年収300万円台の筆者が「FIRE 最強の早期リタイア術」を読んだレビュー

・FIREって何?
・早期リタイアは高収入じゃないとムリでしょ?
・「お金」と「時間」はどっちが大事?
・「FIRE 最強の早期リタイア術」の感想を知りたい

 

この記事ではこうした疑問に答えていきます。

 

この記事を書いている私は年収300万円台で地方在住、フルタイム共働き2児の父です。

 

結論から言うと、年収が平均より低い私でも「FIRE 最強の早期リタイア術」を読む意味は大いにありました。

 

むしろ年収が低い人や、貯金が少ない人ほど読むべき本とさえ言えます。

 

今お金に悩んでいる人は、今と同じ生活を続けてもこれから先も似たような生活が続いく可能性高しです。

 

ですが本書を読んで「お金」と「時間」の使い方を見直せば、必ず今の延長線上にある未来よりも自分の望む未来に近づくことができます。

 

「FIRE 最強の早期リタイア術」で得られるもの
・「FIRE」の具体的な方法
・「サイドFIRE」という考え方
・「お金」と「時間」の捉え方
  など

 

年収が低い私が読んだ正直な感想は、正直「完全な早期退職はムリ」だなということでした。

 

ですが、

 

  • 50代や60代での完全な退職
  • 副業やパート、アルバイトをしながらのセミリタイア

 

であれば十分に可能性があるということが分かりました。

 

なんだ、やっぱ早期リタイアとかムリなんじゃん...

 

と思った人もいるかも知れませんが、

 

  • 自分の好きな仕事で、好きな時間働く
  • 子育てが終わったら夫婦でのんびり過ごす

 

私は上記のことができる可能性を知るだけでも、やる気が起きてきました。(単純です)

 

「終身雇用」も「年功序列」も風前の灯火となっている今、

いまの仕事を定年退職してからも「望まない条件での仕事」で働き続ける必要があるかもしれません。

 

選択肢を増やす為にも、「FIRE 最強の早期リタイア術」読んでみませんか?

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「FIRE 最強の早期リタイア術」基本情報

最初に「FIRE 最強の早期リタイア術」の基本情報を紹介していきます。

 

著書のプロフィール

FIRE(Financial Independence, Retire Early)ムーブメントの第一人者。早期退職者。FIREにまつわる情報を集めたサイト「MILLENNIAL REVOLUTION」を運営している。ニューヨーク・タイムズやカナダ放送協会(CBC)、ハフポスト、CNBC、ビジネス・インサイダー、ヤフーファイナンスなど、様々なメディアで取り上げられている。CBCにて取り上げられたビデオは口コミで広がり、450万を超える視聴数を得た。2019年放映のFIREブーブメントを扱ったドキュメンタリービデオ「Playing with FIRE」にも出演。

「FIRE 最強の早期リタイア術」より

本書では著者の生い立ちについても記述があります。

 

その中では、

 

  • 貧しかった幼少時代
  • 勉強で苦労したエピソード

 

といった話も登場します。

 

間違いなく凡才の私には圧倒的な天才の話よりも、共通点を見いだせる著者の本は「自分にも関係があること」として一気に読みす進めることができました。

 

「FIRE 最強の早期リタイア術」目次

「FIRE 最強の早期リタイア術」目次
JL・コリンズによる序文
序章
第1章 お金のためなら血も流す
第2章 桃のシロップ、段ボール箱、コーラの缶
第3章 (まだ)自らの情熱に従うな
第4章 あなたは私のものだ
第5章 誰も助けにきてはくれない
第6章 ドーパミンについてわかったこと
第7章 マイホームは投資ではない
第8章 本物の銀行強盗
第9章 株式市場の暴落をいかに乗り切るか
第10章 私を救ってくれた魔法の数字
第11章 現金クッションと利回りシールド
第12章 お金を浮かすために旅行をする
第13章 バケツ・アンド・バックアップ
第14章 インフレ、保険も恐るるに足らず
第15章 子どもはどうする?
第16章 早期リタイアの負の側面
第17章 自由になるのに100万ドルは必要ない
第18章 我が道を行け
謝辞

 

本書の前半では、著者のエピソードを元に「FIRE」するために必要なマインド面の話や覚えておくべきお金の情報を中心に書かれています。(とても重要です)

 

後半部分では「FIRE」の要である「4%ルール」や、それを補強するための様々なテクニックや理論について解説されていきます。

 

エピソード中心の話であり、くすりと笑わせてくれる文章でとても読みやすく構成されています。

 

「FIRE 最強の早期リタイア術」抜粋ポイント

ここでは、私が「FIRE 最強の早期リタイア術」を読んで特に印象に残ったポイントを5つ厳選して紹介していきます。

 

ポートフォリオの4%の資金で1年間の生活費を賄えれば、貯蓄が30年以上持続する可能性が95%だということです!

FIREの要となるのが「4%ルール」です。

インデックスファンドのポートフォリオを組み、毎年一定割合(4%)を引き出し、残りの資金はそのまま投資します。

 

4%ずつ引き出していくと、普通なら4%✕25年で100%となり、25年で資金はゼロとなりますよね。

ところが、4%ルールに従って取り崩していくと30年後にも貯蓄が残っている可能性が95%になります。

 

つまり、1年間に必要な生活費の25倍を貯蓄すると30年間は生活できる可能性が95%あるということです。

 

年間の生活費が400万であれば、400万✕25=1億円 になります。

 

また本書では、運悪くFIRE開始直後に景気後退、暴落局面に出会ってしまった際の対処法である「利回りシールド」「現金クッション」「地理的アービトラージ」「サイドハッスル」などの対処法についても触れられています。

 

FIRE開始から3年経った著者の資金は減るどころか増えているので、いっそう驚きです!

 

本書で「終わりなき再リタイア」と呼ばれているように、「金融資産の増加」「生活費の減少」「副業などによる収入」などを考慮して、毎年計算することでリタイアの成功率を計算することができます。

 

つまり毎年「30年のスタート」が更新されるので、「永遠にリタイア」可能性があるということです。

 

すごくないですか?

 

私達がサイドFIREと呼ぶやり方です。「リタイア」後もサイドハッスル(副業)を持てば、100%経済的に自立しなくてもFIの果実を享受できます。

著者のように完全にリタイアして1年中旅行するとなると、そのために必要な資金は「年間の生活費✕25」となり、かなり大きな金額になります。

 

一方で、副業をしたりパートやアルバイトにより収入を確保することで必要な資金を大きく減らすことができます。

 

私もそうですが、完全にリタイアをするよりはある程度働きながらのセミリタイアをしたい、という人はこちらのほうが現実的で目標到達までの時間も短くなります。

 

たとえば、1年間に必要な生活費を300万円まで減らし、年に200万円の収入を得る働き方をすれば、毎年100万円を投資から得るために必要な元本は「100万円✕25」つまり2500万円で良くなります。

 

「年間の生活費」を減らして「副業の収入を増やす」

 

これらのことは、もちろん働きながらできます。

 

実はセミリタイアの背中はもう見えていたという人もいるのではないでしょうか。

 

まずお金持ちになって、それから夢を追いかけましょう。もしその順番を間違えれば、大きな困難に陥るかもしれません。

自分の夢や好きなことを続ければ、いずれは実力もつき収入も増えて生活も楽になる。。。

確かにその可能性もありますが、著者の言うように大きな困難に陥る可能性もあります。

 

まず大事なのは生活の基盤を確保すること。

 

もっと言えば、リタイアした後であればすべての時間を「夢」を追いかけることに使うことができます。

特に年齢による制限や困難がないものであれば、順番はしっかりと考えたほうが良いと言えますね。

 

 

ミリオネアになる方法は1つだけではなく、成功した人たちは自分の強みと弱みを理解した上で、自分に合ったアプローチを取り入れることで成功しているということです。

本書にもあるように、お金持ちになる方法は大きく3つあります。

 

「収入」「投資」「支出」のうち1つで突き抜けることです。残りの2つは平均程度でも構いません。

 

著者は「支出」に秀でています。

収入に対しての支出の割合が著しく低かったことで、速くリタイアに到達できたとのことです。

 

世の中には「収入」や「投資」で資金を増やす方法を紹介しているものが多くありますが、再現性が高いのは「支出」に関するものです。

 

「収入」や「投資」は能力や資金など、それぞれの状況によって異なる結果になるからです。

 

本書はお金についての本のように見えますが、そうではありません。本書は時間について書かれた本です。

タイトルからは想像できないかもしれませんが、本書を読み終えると理解できる一文です。

 

リタイアするということは多くの時間を手に入れることになりますし、時間をどう使うかが収入に大きな影響を与えます。

 

また、投資においても「時間」は重要な要素のひとつです。

 

リタイアを目指すためのお金の考え方だけではなく、お金を生み出すための時間の使い方についても触れられているのが、本書の大きな特徴です。

 

「FIRE 最強の早期リタイア術」を読んでFIREしよう!

最後に「FIRE 最強の早期リタイア術」を読んで、レビューのポイントをまとめておきます。

 

  • 「4%ルール」で長期の財源確保
  • 収入が少ないなら「支出の削減」と「収入源を増やす」こと
  • 「お金」と「時間」は超密接な関係にある

 

急に自分の年収を増やすというのはムリですが、節約・貯蓄・投資・副業などをコツコツやっていけばサイドFIREはできそうだな、というのが正直な感想です。

 

賃金が下がる再雇用は断って、一足早く老後ライフスタート!

 

私からすると十分魅力的です。

 

FIREにもともと興味が合った人はもちろん、FIREやセミリタイアが自分とは関係ないと思っていた人にもオススメできるのが「FIRE 最強の早期リタイア術」です。

 

気になる方はぜひご一読を。


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