2児の父による『「人に迷惑をかけるな」と言ってはいけない』レビュー

・自分の子どもへの言動は間違ってない?
・子どもにはどう接するのがいい?
・『「人に迷惑をかけるな」といってはいけない』のレビューを知りたい

 

この記事では、こうした疑問に答えていきます。

 

この記事を書いている私は、フルタイム共働きの2児の父です。

 

子どものためを思って動いていますが、
「これ本当に子供の為になっているのか?」
と不安を抱える毎日で、
なにか参考になる本が読みたい!と思っていました。

 

結論から言うと、『「人に迷惑をかけるな」と言ってはいけない』を読んだことで、心理学的に正しいと言われる声掛けや行動を取れることが増えました。

 

『「人に迷惑をかけるな」と言ってはいけない』から得られるもの
・心理学的に正しい子どもとの接し方
・言ってしまいがちな言葉の言い換え方

 

  • 子どもは叱る、それとも優しく諭す方がいい?
  • 子供の成功をお膳立て、それとも失敗を見守る方がいい?

 

子育ては選択の連続で、瞬発力も求められます。

 

『「人に迷惑をかけるな」と言ってはいけない』を読んで、心理学的な正しさを学ぶことができれば、一つの判断軸を持つことができます。

 

この記事では2人の育児に奮闘するパパに刺さったポイントを抜粋して紹介していきます。

気になる人や本書のレビューを知りたい方は、ぜひ読んでいってくださいね〜。

 

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『「人に迷惑をかけるな」と言ってはいけない』の基本情報


 

ここでは最初に『「人に迷惑をかけるな」と言ってはいけない』の基本情報について紹介しておきます。

 

 

著者のプロフィール

坪田信貴

処女作『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』(通称:ビリギャル)がベストセラーに。自ら生徒を指導する教育者でありながら、同時にIT企業など複数社を創業した起業家であり、それらの経営者でもある。その活動の場は日米にまたがり、ネイティブ並みの英会話力を誇る。TOEICは990点(満点)。これまでに1300人以上の子ども達を個別指導し、心理学を駆使した学習指導法により、生徒の偏差値を短期間で急激に上げることで定評がある。

著者は有村架純さんが主演したことでも話題になった「ビリギャル」の坪田信貴さんです。

お子さんもいらっしゃいますし、塾長や講演もされています。

 

『「人に迷惑をかけるな」と言ってはいけない』目次

『「人に迷惑をかけるな」と言ってはいけない』目次
【序章】日本の子どもたちの多くは、可能性をつぶす「呪い」をかけられている
【第1章】「人に迷惑をかけるな」と言ってはいけない - 「自分から動けない」をつくる呪い
【第2章】「今忙しいからあとで」 ―「自分の気持ちを伝えられない」をつくる呪い
【第3章】「うちの子なんて……」 ― 自信を失わせる呪い
【第4章】「勉強しなさい」「集中しなさい」―やる気を失わせる呪い
【おわりに】

本書では心理学的に良くない言動の実例と推奨する言動の実例が紹介され、その後に解説が続きます。

具体例のところでドキッとさせられるので、解説を早く読みたくなる構成です。

 

『「人に迷惑をかけるな」と言ってはいけない』抜粋ポイント

ここでは本書を読んでフルタイム共働きで2児の父である私に刺さったポイントを紹介していきます。

 

言葉だけではなく「反応」もメッセージになります。

この一文を読んだときに私はドキッとしました。

言葉には気をつけているものの、子どもの行動によってはため息をついたりしていたからです。

 

子どもは思っている以上に大人の言葉や反応を見ています。

 

無意識にでも子どもを傷つけているかもしれないと思うと、正直「怖いな」と思いました。

 

意識しすぎる必要はないと思いますが、反応もメッセージになることは肝に銘じておくべきすね。

 

子どもの頃にたくさん失敗をして、そこから学ぶことが大切です。

親としては子どもの失敗は避けてあげたいものですよね。

 

ですが子どもの「〇〇やる!」の先に失敗する可能性が高いことが透けて見えていると、つい避けてあげようとしてしまいます。

 

たとえば、

 

「(牛乳の入ったコップを)自分で持って行く!!!」

 

と言われた場合、、、

 

十中八九途中でこぼしてしまい、それを拭く手間を考えると、
「大丈夫大丈夫!」と言って、親の方で持って行きたくなりますよね。

 

この場合、無意識に「子供の成長」よりも「自分の時間を奪われる、手間がかかる」ことを天秤にかけているのではないでしょうか。

 

失敗する経験を早くたくさん積む方が子供の成長にはいい影響があるはずです。

 

子どももいつか独り立ちします。ずっと横で支えてあげられるわけではありません。

であれば、安心して失敗する経験をたくさん積ませてあげるのが親の役目なのかな、とか考えさせられました。

 

「この子はやることがいつも遅いのよね」と言うことによって、子どもは「やることがいつも遅い」とラベリングされることになります。すると、その子はラベル通りに生きようとするのです。

この文では第三者に語りかけるような感じになっていますが、

 

「〇〇くん(ちゃん)は、ワガママだね」

 

というようなことを、私はつい言ってしまいます。。。

 

戒めのつもり使うことが多いので、ネガティブなラベリングをしてしまいます。

 

結論としては、「〇〇くん(ちゃん)は、□□だ」とラベリングするのではなく、「今回は△△だったね。」と過去と今を切り離して伝えることが大事とのことです。

 

子どもの可能性を狭めてしまうかもしれないラベリング、注意しましょう。

 

子供に怒る、叱るということが、大人のストレス解消になっている部分はあると思うのです。

大人は「子供のためを思って」怒ったり叱ったりしてるつもりでも、自分のストレス解消とごっちゃになっている可能性があります。

 

本書では衝撃的な解説がされており、実は子どもは親のストレス解消のために怒りの受け皿になっているというのです。

親子ともに無意識でやっているのが怖いところです。

 

そもそも子供のためを思っている場合でも、必ずしも怒ったり、叱ったりする必要はないのではないでしょうか。

子どもが間違ったことをしてしまったら、それを教えてあげればいいだけです。

 

私はこの一文を読んで、

 

「今怒ろうとしてるのは子供の為を思ってか?それとも自分のストレスを解消したいからか?」

 

と自問するようにしています。

 

もちろん勢いで怒ってしまうこともありますが、以前よりもクールダウンするスピードが早くなったり、怒ってしまう回数が減ったように感じます。

 

また、これは子どもだけでなく他の人間関係にも当てはまりますよね。

 

たとえば、仕事で部下や後輩がミスをしていた場合、自分がイライラしていると無意識に自分のストレスを解消するために叱りつけてしまいます。

 

自分が上司であれば、ミスをした事実とその時の自分の感情は分けて考える必要があります。

 

もし、自分がひどく怒られたときも「もともとストレス貯まってたんだな。虫の居所が悪かったんだな」と思えば、早く回復できます。

 

親子関係でも職場でも同じ「人間関係」です。

 

「何回言ったら分かるの?」という質問の答えは、実はもうわかっています。532回です。

これは著者が塾の子どもたちに英語のケアレスミスを注意して、ミスがなくなるまでを実際に図った結果、平均で532回だったとのことです。

 

塾に通っている子で532回だったのなら、未就学児などはもっと時間がかかって当たり前ですよね。

 

私達は1,2回も言えば分かってくれるだろう、と思っていますが、実際にはその250倍から500倍も多く伝える必要があるようです。

 

このことを知ってから、子どもに対してかなり広い心を持てるようになれました。

 

3回ぐらい同じことを言っても、

 

「あ、あと529回言う必要があるな」

 

と思うと、同じ注意をしてもイライラしませんw

 

早く分かってくれたらラッキーぐらいの心持ちでいるほうが、みんな幸せになれそうです。

 

言動に不安があるなら『「人に迷惑をかけるな」と言ってはいけない』を読め

「自分の育児は100点だ!」と言える人は、ほとんどいないでしょう。

 

子どものことを思っての言動が心理学的に正しいとも限りません。。。

 

私は『「人に迷惑をかけるな」と言ってはいけない』を読むことは、子育てをする上で必ず気付きになる部分があると思います。

 

では最後に筆者の抜粋ポイントをまとめておきます。

 

  • 言葉だけだなく「反応」もメッセージになる
  • たくさん失敗をさせる
  • ラベリングしない→「今回は〇〇だったね」
  • 子どものため?自分のストレス解消のため?
  • 何回行ったら分かるの?「532回です。」

 

子育てに自身がない方や、軸をしっかりと持ちたい方は『「人に迷惑をかけるな」と言ってはいけない』がオススメです。

 

子育ても人間関係なので、仕事などの人間関係にも応用できることが多いと思います。

 

気になった方はぜひ本書の購入を検討してみてくださいね。

 

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