
・無理せず、楽に続けれる節約を知りたい
・なにから手を付ければいいか知りたい
・すぐに大きな効果がでる節約を知りたい
このような悩みにお応えしていきます。
この記事を書いている私は、金融機関に6年務めていた節約大好きサラリーマンです。
ちょっとしたコツで毎月3万円の節約に成功しています。
先に結論を言っておくと、楽に続く節約とは、ズバリ固定費の節約です。
固定費は一度見直せば、後はほったらかしで節約の効果が続くので楽チンです。
この記事では、効果が大きくて継続しやすい節約方法をご紹介していきます。
何から節約を始めればいいか分からない、節約が続かない...という方はぜひご覧下さい。
目次
家計の節約は固定費から楽に始めよう
無理せずすぐに大きな効果が出る、まず始めるべき節約を紹介します。
繰り返しになりますが、固定費の削減が一番楽で効果的です。
一度見直せば、そのあとは何もしなくても節約効果が続くからです。
そして、固定費は節約できる金額が大きいのも特徴です。
家計簿をキッチリつけてムダを洗い出し、生活スタイルを見直す。
私も何度かチャレンジしましたが、面倒くさがりで挫折しました。
節約は続かなければ意味がありません。
一時的に節約してもわずかな金額ですし、小さな節約を続けても一度の無駄遣いでプラマイゼロになっていしまいます。
私のオススメの固定費の見直しは3つです。
②保険料の見直し
③住居の見直し
一つずつ説明していきます。
節約すべき固定費 その①携帯料金の見直し
携帯やネットの料金が家計に占める割合は増えています。
ただ、今までと同じように携帯を使っても料金を下げることもできるんです。
具体的に言うと、料金プランやオプションの見直しや格安スマホに乗り換えることを検討していきます。
料金プランやオプションを見直す。格安スマホの乗り換えを検討する。
現在の携帯の料金プランと、毎月の通話時間やデータの使用量を把握していますか?
ここにズレがあると、ムダなお金を払っている恐れがあります。
現在キャリア(docomo、au、softbank)を使っている方は格安スマホへの乗り換えを検討しましょう。
私自身、以前はソフトバンクを使用していて毎月8,000円〜9,000円払っていました。
現在はワイモバイルに変えて3年目ですが、ソフトバンクの頃と同じように使えて毎月約4,000円です。
ですので2年間で10万円以上節約できています。
これだけでも、かなり大きいですよね。
格安スマホと聞くと、
・通信が遅い
・かけ放題がない
などの印象があるかもしれませんが、格安スマホ会社はたくさんあります。
会社によっては電波が悪かったり、かけ放題がなかったりするところもあるので、自分に合う格安スマホ会社を見つけましょう。
ちなみに私のオススメはUQかワイモバイルです。
現在の使い方にもよりますが、今までと同じように使用しても月額料金を大きく抑えることができる人も多くいると思います。
気になる方は参考の記事をいくつか貼っておきますので良かったら参考にしてください。
節約すべき固定費 その②保険料の見直し
医療保険や損害保険、自動車保険など人によってはたくさんの保険に入っていると思います。
本当に必要なものだけの保険に加入することで、毎月の保険料をグッと抑えれます。
医療保険の見直し
私も以前は結構手厚い医療保険に入っていたので、毎月夫婦で2万円以上支払っていました。
保険を見直した後は、夫婦で6,000円くらいになりました。
見直し前と比べると毎月14,000円も節約できています。
ハッキリ言って、以前の私は心配症で無知だったので不要な特約を付けていました。
まず見てもらいたい医療保険の見直しのポイントは以下の2点です。
・公的な保障について理解しておく
勧められたものにそのまま加入しない
これは保険だけでなく、携帯など全てのことで言えますが、店員さんのオススメを鵜呑みにしてはダメです。
親切で自分にピッタリのものを勧めてくれる店員さんも、もちろんいるとは思います。
ただ、会社や自分が売りたいものからオススメしてくる場合も十分にあることを覚えておきましょう。
まず自分に必要なものをしっかりと考えていき、それに合う商品を紹介してもらうようにしましょう。
自分が必要なものが分かっていれば、不要なものは断りやすいですよね。
公的な保障について理解しておく
日本は医療保険制度は素晴らしいと言われています。
さらにその中でも会社員の方は、結構手厚い公的な保障があります。
「高額療養費」「傷病手当金」「休業給付」について理解しておくと、保険を選ぶ時の判断材料になります。
高額な医療費を支払う場合
医療保険に入る場合、大きな病気になって高額な医療費に備えて入るという方も多いと思います。
ですが、高額な医療費がかかった場合でも、収入に応じて自己負担する金額は決まっているんです。
上限額を超えた分はあとで返ってきます。
高額療養費制度
医療費の家計負担が重くならないよう、医療機関や薬局の窓口で支払う医療費が1か月(歴月:1日から末日まで)で上限額を超えた場合、その超えた額を支給する「高額療養費制度」(こうがくりょうようひせいど)があります。
上限額は、年齢や所得に応じて定められており、
いくつかの条件を満たすことにより、負担を更に軽減するしくみも設けられています。厚生労働省ホームページより引用
ざっくり言うと、どんなに医療費や薬代が掛かっても上限額を超えた分は後で返ってくるという制度です。
実際の自己負担限度額は以下のようになっています。
※厚生労働省のホームページより引用
例えば年収が370万円〜770万円の人が1ヶ月で100万円の医療費や薬代が掛かったとしても、
実際に自己負担する金額は、80,100+(1,000,000-267,000)×1%で87,430円となります。
注意点としては、「食費」「居住費」「差額ベッド代」「先進医療費かかる費用」は支給の対象となっていないことです。
病気やケガで働けなくなった場合
病気やケガで働けなくなった場合に備えて保険に入っている人も多いと思います。
ですが、会社員の場合は「傷病手当金」と「休業補償」という制度があります。
傷病手当金とは
病気やケガで会社を休んだときは傷病手当金が受けられます。
傷病手当金は、病気休業中に被保険者とその家族の生活を保障するために設けられた制度で、被保険者が病気やケガのために会社を休み、事業主から十分な報酬が受けられない場合に支給されます。
全国健康保険協会のホームページより引用
傷病手当金は業務外の事由による病気やケガの療養のための休業の際に支払われるものです。
4日以上職に付けなかったときに最長1年6ヶ月の間、直近12ヶ月間の標準報酬月額を平均した金額の3分の2が支給されます。
休業補償とは
業務や通勤が原因の負傷や疾病で、働けなくなった場合
1日目〜3日目は、会社から平均賃金の60%が、
4日目以降は、労災保険から合計で給付基礎日額の80%が給付されます。
「働けなくなったら収入が0になる!」と思っていると、保険を手厚くしようと考えますよね。
会社員の方はこれらの公的な保障のことも覚えておくと、過度な保険に入ることを防ぐことができます。
自動車保険の見直し
自動車保険は代理店で契約していますか。
代理店を通して契約すると、もちろんその分料金は加算されます。
ネット型の自動車保険で見積もりを取ると料金が下がることが多いです。
注意点としては、ネット保険は対面で契約できないことです。
ただコールセンターなどに相談することはできるので、一度見積もりを取ってどれぐらい変わるか見てみると良いと思います。
「保険料は自分に必要なものだけ付ける」これを実践することで、料金を抑えることが可能になります。
節約すべき固定費 その③住居費を見直す
家賃や住宅ローンが家計に占める割合は大きいと思います。
必要以上に大きな、豪華な家に住むことは大きな支出になります。
どんな家に住む?
賃貸にするか、持ち家にするか...
人それぞれ、住んでいる場所や考え方があり、とても難しい問題です。
一つお話を紹介します。
投資の神様と呼ばれるウォーレン・バフェットという人がいます。
彼の純資産は、推定883億ドル(約9兆9800億円)とも言われています。
それだけお金があればさぞ豪華な家に住んでいるのだろうと思いますが、バフェットは1958年に31,500ドル(今のレートで約345万円)で買った家に今も住んでいるんです。
驚きますよね。
私はこの話を知ってから、自分の家を建てるときは必要最低限の広さや設備があればいいと考えるようになり、実際にそういう家を建てました。
これから家を建てようと考えている方は、夢を詰め込みすぎて必要以上に大きかったり、豪華な家にしすぎないようにすると良いと思います。
現在賃貸に住んでいる人は、次に引っ越すタイミングで少し安い物件を見てみるのもありですね。
私は「食費を毎月3,000円節約するよりも、3,000円安くて希望に合う物件を見つけ出す」方が楽に続けれると考えています。
節約は楽にできそうな固定費から始めよう
簡単にできて効果が大きい固定費の削減として、携帯の乗り換えや保険の見直し、住居についてご紹介してきました。
この中でも取り組みやすいのは、2年縛りや解除料が下がった携帯の見直しだと思います。
家族で見直しをすれば、結構な金額になります。
毎月収入を1万円増やすことは大変ですが、1万円節約することは固定費の削減をうまくできれば割と簡単です。
ぜひ興味があることから、できそうなことからでいいのでまずはチャレンジしてみてください。