【元職員が解説】信用金庫とは?銀行や信用組合との違い〜勤務条件も

・信用金庫とは?
・信用金庫、銀行、信用組合の違いは?
・信用金庫、銀行、信用組合、働くならどこ?

 

この記事ではこうした疑問に答えていきます。

 

この記事を書いている私は、信用金庫に6年務めた経験があり、いまでも信用金庫の人とは交流があります。

 

本記事の内容
・信用金庫とは
・信用金庫と銀行、信用組合のちがい
・信用金庫、銀行、信用組合の勤務条件

 

この記事を最後まで読むと、信用金庫について銀行や信用組合とのちがい把握したうえで、理解して人に話せるようになります。

すごいですよね。

 

また、それぞれの給料や転勤などについても解説

 

信用金庫、銀行、信用組合の違いを知りたい人や、どこを目指して就活するか悩んでいる人などは、ぜひ最後まで読んでいってくださいね〜。

 

 

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信用金庫とは何ですか?

信用金庫は何か?という質問についてシンプルに解説します。

 

「信用金庫って聞いたことはあるけど、銀行っぽいということしか分からない...という人も多いですよね。」

はい。私もそうでした。

 

簡単に言うと、信用金庫とは地域の活性化を目的とした、非営利の金融機関です。

非営利なので、お金を稼ぐこと自体が目的ではないんですね。

 

もう少し具体的に説明すると、全国信用金庫協会のホームページに以下のように解説されています。

 

信用金庫は、地域の方々が利用者・会員となって互いに地域の繁栄を図る相互扶助を目的とした協同組織の金融機関で、主な取引先は中小企業や個人です。利益第一主義ではなく、会員すなわち地域社会の利益が優先されます。さらに、営業地域は一定の地域に限定されており、お預かりした資金はその地域の発展に生かされている点も銀行と大きく異なります。

 

大事なところを噛み砕いていくと、信用金庫を説明するうえでキーワードを絞りだすと以下のようになります。

 

「信用金庫とは?」のキーワード
・地域の繁栄
・相互扶助(お互い助け合うこと)
・協同組織
・取引先は中小企業と個人
・非営利
・営業エリアは地域が限定

 

「信用金庫とはなにか」を説明するときに、上記の単語を使って話すと、「この人は信用金庫についてしっかりと理解しているな」と思われます。

 

信用金庫、銀行、信用組合ってどう違う?

信用金庫の特徴を銀行、信用組合との違いを交えて解説していきます。

 

地方銀行、信用金庫、信用組合は地方にある金融機関なので混同しがちです。

銀行、信用組合の特徴が分かれば、違いも見えてきますね。

 

では、まず銀行の特徴から。

 

「銀行とは?」のキーワード
・株式会社
・株主の利益が優先
・大企業と取引可能
・営業エリアは全国

 

次に信用組合の特徴です。

 

「信用組合とは?」のキーワード
・相互扶助
・組合員の利益第一
・取引先は中小企業と個人
・営業エリアは地域が限定

 

銀行と信用組合の特徴が分かったところで、信用金庫との違いについて見ていきまっしょう。

 

信用金庫と銀行の違い

信用金庫と銀行の違いを表にすると以下のとおりです。

信用金庫 銀行
組織 非営利の共同組織 営利目的の株式会社
目的 地域の繁栄 株主の利益
営業エリア 地域限定 全国
取引先 中小企業・個人 主に大きな企業
会員・組合員
資格
従業員300人または
資本金9億円以下の事業主
なし
預金 制限なし 制限なし
融資 原則会員(条件による) 制限なし

 

 

信用金庫と銀行の一番の違いは、信用金庫は地域のための非営利組織であり、中小企業や個人をメインに取引していることです。

銀行は株主のための株式会社で、大きな企業との取引が多いです。

 

また、信用金庫で700万円以上の融資を受ける際は会員であることが条件となります。

 

 

信用金庫と信用組合の違い

信用金庫と信用組合の違いを表にすると以下のとおりです。

信用金庫 銀行
組織 非営利の共同組織 非営利の共同組織
目的 地域の繁栄 組合員の繁栄
営業エリア 地域限定 地域限定
取引先 中小企業・個人 中小企業・個人
会員・組合員資格 従業員300人または
資本金9億円以下の事業主
従業員300人または
資本金
3億円以下の事業主
預金 制限なし 組合員以外の者の預金の
受け入れは総預金額の20%以内
融資 原則会員(条件による) 原則組合員(条件による)

 

信用金庫と信用組合は似ていますが、細かく見ると違いが分かってきます。

 

信用金庫の目的は地域の繁栄であるのに対して、信用組合の場合は地域に住む組合員の繁栄を目的としています。

 

また、信用金庫では預金する場合に制限がないのに対して、信用組合では上限が定められています。

信用組合で組合員になる条件が信用金庫より絞られている点も、信用金庫との違いとして挙げられます。

 

 

以上、銀行、信用金庫、信用組合について特徴と違いを解説してきました。

 

ゴチャゴチャしてて覚えられないよと言う人は、

 

対象となるエリアや利用できる人の範囲が、

 

銀行→信用金庫→信用組合

 

となっていることだけでも抑えておきましょう。

 

銀行、信用金庫、信用組合、働くならどこ?

銀行、信用金庫、信用組合では勤務条件が異なります。

ミスマッチを防ぐために、転勤の有無や給与体系などを確認して、自分に合う組織を探しましょう。

 

信用金庫、銀行、信用組合の給料は?

一般的に給料の良さは、銀行→信用金庫→信用組合の順になります。

 

とはいっても銀行の中にも都市銀行から第二地方銀行まで、信用金庫も全国に250以上、信用組合も140以上あるので、どの組織に就職するかで逆転することも、もちろんありえます。

 

初任給は大差なくても、その後の昇給で差がついていきます。

やはり銀行は昇給がいいです。

 

信用組合は銀行や信用金庫にくらべて昇進が早いケースもあるようですが、必ずしも昇進=銀行や、信用金庫の給料を逆転!とはいかないようです。。。

 

信用金庫、銀行、信用金庫の転勤は?

銀行の場合は転勤の可能性があります。

都市銀行ではもちろんですが、地方銀行でも転居を伴う異動があります。

 

信用金庫、信用組合は支店があるエリアも狭いので、支店間の異動はあっても引っ越す必要がないことがほとんどです。

 

転勤したくないという場合は、信用金庫か信用組合を選んでおきましょう。

 

信用金庫、銀行、信用組合の仕事の内容は?

仕事の内容は、銀行も信用金庫も信用組合も基本的なことはほとんど変わりません。

基本となる業務は預金・融資・為替業務です。

 

仕事の内容はほぼ同じですが前述したとおり、給料には差が出てきます。

 

給料に差があるように、ノルマの大変さもにも差があります。

ノルマが最もきついのは銀行という意見が多いです。

 

私は信用金庫でも十分キツかったですが。。。

ノルマについて気になる方は以下の記事をどうぞ。

 

 

ですが信用金庫、銀行、信用組合は数が多いので、それぞれの組織によっても方針や考え方が異なります。

 

一概に銀行のノルマは大変で、信用組合は楽、ということではないのでご注意を。

 

 

信用金庫、銀行、信用組合、あなたに合うのは?

ここまで、信用金庫、銀行、信用組合の特徴や違い、勤務条件を解説してきました。

 

信用金庫、銀行、信用組合は似ているようで目的や規模、働き方などもそれぞれで異なります。

 

自分に合う金融機関を選ぶことでミスマッチを避けた就職を目指しましょう。

 

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