【共働き・子2人】わが家のiDeCo、つみたてNISAの優先順位と投資金額

・共働きしてるけどiDeCoとつみたてはNISAどうするのが正解?
・iDeCoとつみたてNISAのメリット、デメリットは?

 

この記事ではこうした疑問にお答えしていきます。

 

この記事を書いている私は、金融機関で働いていた経験があるアラサー2級FP技能士です。

 

フルタイムで働く妻(いまは育休中)と未就学児2人の子供と暮らしており、
世帯年収の合計はフルタイムのときで、700万円ほどです。

 

いまは会社員として働きつつ、住宅ローンを5年以内に返すため鬼の繰り上げ返済を行っています。

 

 

 

本記事の内容
・わが家のiDeCo、つみたてNISAの優先順位と投資金額(理由も)
・iDeCo、つみたてNISAのメリット・デメリット

 

結論から言うと、わが家のiDeCoとつみたてNISAの優先順位と投資金額は以下のとおりです。

 

わが家のiDeCoとつみたてNISAの優先順位と投資金額
【1】住宅ローン返済(毎月10万、随時繰り上げ返済)
【2】つみたてNISA(年間40万円)
【3】iDeCo(検討中)

 

この記事では、わが家がiDeCoとつみたてNISAの優先順位、投資金額を決めた理由やiDeCoとつみたてNISAのメリット・デメリットについて解説していきます。

 

この記事を読み終わるころには、それぞれの家庭の状況に合わせたiDeCoとつみたてNISAの利用計画が立てられるようになります。

 

  • iDeCoやつみたてNISAを利用して、効率的に資産形成をしたい!
  • だけど、優先順位やバランスを間違えて失敗したくない!

 

そんな人は気になるところだけでも見ていってくださいね〜。

 

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【わが家の結論】iDeCo、つみたてNISAの優先順位と投資金額

わが家は共働きで子ども2人、絶賛住宅ローン返済中のファミリーです。

そんなわが家のiDeCoとつみたてNISAの優先順位と投資金額、そこに至った経緯について共有します。

 

同じような状況の人に、参考になれば嬉しいです。

 

さっそく結論から言うと以下の通りです。

 

優先順位と投資金額
【1】住宅ローン返済(毎月10万、随時繰り上げ返済)
【2】つみたてNISA(年間40万円)
【3】iDeCo(普通預金の残高を見ながら今後検討)

 

なぜこのバランス、優先順位にしたのか深く解説していきます。

 

iDeCoとつみたてNISAの優先順位の理由

iDeCoとつみたてNISA 優先順位の理由
【1】住宅ローンを早く返して働き方の選択肢を増やしたいから
【2】必要な資金が未確定なので、つみたてNISAから
【3】iDeCoは手数料がかかるから

 

ひとつずつ解説していきます。

 

1.住宅ローンを早く返して働き方の選択肢を増やしたいから

わが家は現在フルタイムの共働きですが、
住宅ローンがなくなれば妻はパートや(贅沢をしなければ)専業主婦でもいけるかな、と考えています。

 

実際に住宅ローンを完済したときに、妻がどういう希望を持つかは分かりませんが、選択肢を増やしたいというのが一番の目的です。

 

なにより住宅ローンが終わると、精神的にめちゃくちゃ楽になると思います。

 

また、投資にはリスクがあるため利益が出る可能性も損失が出る可能性もありますが、
住宅ローンを繰り上げ返済することで、払うはずだった利息分は確実にプラスになります。

 

これも住宅ローンを繰り上げ返済している理由のひとつです。

 

2.必要な資金が未確定なので、つみたてNISAから

  • 子どもの教育資金
  • 住宅の修繕費
  • 今後の賃金の変動

など

 

子育て世帯には未確定の資金が多くありますよね。

 

iDeCoでなくつみたてNISAを優先するのには理由はあります。

まず、iDeCoに拠出することで税制優遇されるメリットはありますが、60歳までは引き出せません。

 

60歳までは引き出せないのです。

 

また、以下のようなシミュレーション結果も出ました。

 

iDeCo税制優遇のシミュレーション
【30歳 年収350万円 毎月1万円拠出】→60歳までの税制優遇の合計金額 54万円
【40歳 年収450万円 毎月1万5千円拠出】→60歳までの税制優遇の合計金額 約62万円

 

このように、今すぐにiDeCoを始めなくても条件によって税制優遇される金額はむしろ多くなることもあります。

 

先の見通しがある程度立ってからでも、金額を多く拠出できれば、税制優遇の面でも損しません。

 

気になる方は、こちらから一度シミュレーションしてみてください。

 

 

とはいえ、教育資金の積立を普通預金や定期預金に回してもほとんど増えないので、つみたてNISAを利用します。

 

つみたてNISAにまわすお金は、2人分の児童手当の1年間の合計金額である30万円と残りはボーナスから出しています。

 

つみたてNISAであればいつでも引き出せるので、見通しが難しい子育て世帯でも利用しやすいです。

 

3.iDeCoは手数料がかかるから

いまは余剰資金がある程度溜まったら、住宅ローンの繰り上げ返済に回しています。

この繰り上げ返済に回している一部からiDeCoへの拠出を検討中です。

 

iDeCoの税制優遇を取るか、住宅ローンの早期返済を取るかは、妻との話し合いによって詰めていきます。

 

気になるのが、iDeCoは60歳まで引き出せないことに加えて、毎月手数料も掛かることです。

 

具体的には1ヶ月あたり、最低171円かかります。(金融機関によって変わります)

それぐらいかと思うかもしれませんが、1年で2052円。30年で約6万5千円です。

 

ですのでiDeCoへの拠出は現段階では検討中としています。

 

iDeCoとつみたてNISAの投資金額の理由

わが家では今のところ、以下のような内容で実践、検討中です。

 

iDeCoとつみたてNISAの投資金額
【1】住宅ローン返済・・・・毎月10万、繰り上げ返済
【2】つみたてNISA・・・一人分の上限額である年間40万円
【3】iDeCo・・・ 普通預金の状況を見ながら今後検討

 

理由は優先順位で説明したものと重なる部分もありますが、
まずは住宅ローンを返し終えて、「フルタイム共働きを辞めても大丈夫」という選択肢を手に入れたいからです。

 

そのため、住宅ローンの返済は毎月10万円と比重重めで、かつ普通預金にある程度貯まったら繰り上げ返済を行っています。

 

また、60歳まで引き出せないiDeCoと違い、いつでも引き出せるつみたてNISAは一人分の上限額の40万円を拠出しています。

 

わが家では、子ども一人につき高校卒業時に600万円の貯蓄を目指しています。

 

預金と投資のバランスを考えると、つみたてNISAを夫婦2人分で利用するとバランスが悪くなる(リスク資産が多くなる)ので、普通預金にもお金を貯めています。

 

私の昇給の状況や、妻が時短勤務からフルタイムに復帰した場合など、
普通預金の貯まり具合を見ながら、まずはiDeCoに1万円の拠出を検討しています。

 

 

以上が、わが家の状況や将来設計かつ、iDeCo、つみたてNISAのメリット・デメリットを踏まえての結論です。

ひとつの参考になれば嬉しいです。

 

iDeCoとつみたてNISAのメリット・デメリットについては次の章で詳しく解説していきます。

 

iDeCoと積立nisaのメリット・デメリット

iDeCoと積立nisaは似ているようで違います。

 

iDeCoと積立nisaのメリット・デメリットを抑えれば、自分の家庭状況に合わせた選択ができるようになります。

 

では早速、iDeCoのメリット・デメリットから。

 

iDeCoのメリット

iDeCoのメリット
【1】掛け金が全額所得控除
【2】運用益も非課税で再投資できる
【3】受け取り時も税制上の優遇措置あり
【4】月5,000円から始められる

 

ひとつずつ解説していきます。

 

iDeCoのメリット1.掛け金が全額所得控除

iDeCo最大のメリットは掛け金が全額所得控除になることです。

 

たとえば、

35歳、年収400万円の会社員が月に1万円拠出」をする」場合、年間18,000円の税金が軽減されます。

 

60歳まで25年間の合計は45万円です。

 

所得や拠出金額が増えれば、軽減される税金の額も大きくなります。

 

税制優遇額は年齢、年収、拠出額などでも変わってくるので、一度こちらからシミュレーションしてみるとテンション上がります。

 

iDeCoのメリット2.運用益も非課税で再投資

金融商品を運用すると、通常運用益には源泉分離課税20.315%が課税されますが、iDeCoなら非課税で再投資されます。

 

iDeCoのメリット3.受け取り時も税制上の優遇措置あり

iDeCoでは受取時に一括での受け取りや年金方式での受け取りを選べます。

 

一括で受け取る場合は「退職所得控除」の、年金で受け取る場合は「公的年金控除」の対象となります。

 

あくまで「対象」となるだけなので、注意点もあります。

デメリットの方でご確認ください。

 

iDeCoのメリット④月5,000円から始められる

投資というと、まとまった金額が必要というイメージがあるかもしれません。

ですがiDeCoの場合、月額5,000円からの運用が可能なので始めやすいです。

 

iDeCoのデメリット

iDeCoのデメリット
【1】原則60歳まで引き出せない
【2】手数料や維持費がかかる
【3】受取時に課税の可能性
【4】投資の上限額あり
【5】元本割れのリスクあり

 

ここもひとつずつ解説していきます。

 

iDeCoのデメリット1.原則60歳まで引き出せない

iDeCo最大のデメリットは60歳まで引き出せないことです。

 

子どもがいる家庭では、将来いくら必要になるか予測するのが難しいので、60歳まで引き出せないiDeCoは使いづらいです。

 

ですが、iDeCo本来の目的である老後資金のために利用するのであれば、60歳まで引き出せないのはメリットにもなります。

確実にお金を貯めていくことができるからです。

 

iDeCoのデメリット2.手数料や維持費がかかる

iDeCoを利用するには以下のような手数料がかかります。

 

iDeCoの手数料
1.加入時に「国民年金基金連合会」へ手数料2,829円
2.口座管理手数料が国民年金基金連合会に月額105円
3.事務委託先金融機関に月額66円
2と3は運用中にかかり、合計は年間で2,052円

 

さらに金融機関によっては、運営管理手数料がかかるところもあります。

 

また、家計の状況が変わってiDeCoへの拠出をやめた場合でも、事務委託先金融機関への月額66円の手数料はかかり続けます。

 

もっと言うと、給付1回につき440円の手数料も取られるので、年金払いの場合はまとまった金額になってきます。

 

こうして見ると、けっこう手数料多いですよね。

 

iDeCoのデメリット3.受取時に課税の可能性

勘違いされがちなポイントです。

受取時には税金が免除になるのではなく、あくまで優遇措置を利用できるだけです。

 

ですので、一時金にしろ年金でもらうにしろ課税される可能性があることは抑えておきましょう。

 

一時金で貰って課税される場合

一時金でもらう場合は、退職所得控除の制度を利用できます。

控除額は以下の式で出せます。

 

退職所得控除の計算式
【20年以下】 40万円×勤続年数
【20年超】  800万円+70万円×(勤続年数−20年)

 

ですので、25年働いた、もしくはiDeCoを運用した場合の控除額は、

800万円+70万円×(25-20)= 1,150万円 となります。

 

ただし、この退職所得控除は、会社から出る退職金との合算で使用することになります。

 

退職金をもらうタイミングとiDeCoの一時金をずらすことで、退職所得控除を2回使用することもできますが、以下のような場合に限られます。

 

退職所得控除を2回使用できる例
・iDeCoの一時金を60歳でもらって、退職金を65歳以降にもらう
・退職金を55歳でもらって、iDeCoの一時金を70歳でもらう

 

なかなか厳しいですよね。

※国税庁のこちらのサイトを参考にしています

 

将来一時金での受け取りを考えている方は、以下の内容を一度チェックしておきましょう。

 

  • 退職金はいつ、どれくらい出るのか
  • iDeCoでの一時金がいくらぐらいになるのか
  • 合計金額は退職所得控除の範囲に収まるのか

 

年金でもらって課税される場合

年金でもらう場合、65歳未満であれば年間60万円超、65歳以上なら年間110万円超になると課税されます。

 

控除などもあるため、一概には言えませんが年金でもらう場合も税金がかかる可能性があることを理解しておきましょう。

 

 

iDeCoの受け取りで一番税金のかからない方法は、退職所得控除の範囲で一時金を受け取り、残りを年金で受け取る方法になるでしょう。

ただし、金融機関によっては一時金と年金方式の併用受け取りができないところもあるので、要注意です。

 

ちなみに、わが家の結論としては「iDeCoには拠出しすぎない」になっています。

 

iDeCoのデメリット4.投資の上限額あり

iDeCoに拠出できる金額は、条件により異なります。

 

会社員の場合、条件によって12,000円から23,000円です。

人によっては上限額が少なすぎると感じる人もいるでしょう。

 

iDeCoのデメリット5.元本割れのリスクあり

iDeCoは老後資金を作るための制度ですが、選ぶ商品によっては元本割れする可能性があります。

 

また、定期預金などで運用すれば元本割れすることはありませんが、途中で拠出を辞めて手数料だけ払うような状態になると、元本割れする可能性があります。

 

つみたてNISAのメリット

つみたてNISAのメリット
【1】運用益・分配金が20年間非課税
【2】いつでも換金できる
【3】月100円から始められるところも
【4】長期・分散投資に適している
【5】初心者に向いている

ここもひとつずつ解説していきます。

 

つみたてNISAのメリット1.運用益・分配金が20年間非課税

つみたてNISA最大のメリットは、運用益・分配金に対して20年間非課税であるという点です。

通常だと利益に対して20.315%の税金がかかるので、とてもありがたいですよね。

 

たとえば、毎月3万円を利回り3%で20年運用すると、収益264.9万円になります。

通常だとこの264.9万円には538,144円の税金がかかります。

この金額が節税できると考えると、かなりお得ですよね。

 

つみたてNISAのメリット2.いつでも換金できる

iDeCoは60歳になるまで原則引き出せませんが、つみたてNISAは必要なときに換金できます。

 

  • 子どもが急に私立の薬学部に行きたい!と言い出した
  • 災害にあって家の修繕費が...

 

といったことは起こる可能性がありますよね。

 

こうした場合も、換金するタイミングに制限のないつみたてNISAは使い勝手がいいと言えます。

 

つみたてNISAのメリット3.月100円から始められるところも

iDeCoの場合は5,000円からの拠出が可能と、投資を始めやすくなっていました。

つみたてNISAの場合は金融機関によっては100円からでも運用が可能です。

 

かなり気軽に始められますよね。

 

退職金で初めての資産運用を行い、例に漏れず大失敗...なんてこともありえます。

 

長期投資のメリットからみても、投資経験を積むという点からみても、少額で早いうちから資産運用を始めることはオススメできます。

 

つみたてNISAのメリット4.長期・分散投資に適している

初心者が投資でプラスの運用をしたいと考えたら、長期・分散投資はかなり重要なポイントになります。

 

一般的に短期で売買を繰り返すよりも、長期投資のほうが運用成績は安定します。

 

さらに長期で運用することで複利の効果も働きます。

また、毎月分散投資をすることで、取得価格の平均が低くなる効果があります。

(毎月同じ価格でも、価格が低いときに多く買える。ドルコスト平均法と呼ばれる。)

 

つみたてNISAのメリット5.初心者に向いている

長期・分散投資ができる点も初心者にオススメできる点でしたが、投資にかける時間を少なくできるのも初心者にオススメできるポイントです。

 

つみたてNISAなら最初に金額や商品を決めてしまえば、あとは年に何回か確認するだけいいので、手間がかかりません。

 

こうした点も投資が始めやすいポイントと言えるでしょう。

 

つみたてNISAのデメリット

つみたてNISAのデメリット
【1】所得控除の対象ではない
【2】一般NISAとつみたてNISAどちらか一つしか利用できない
【3】1年間の積立投資枠が40万円
【4】商品数が少ない(個別株やREITでの運用はできない)
【5】損益通算、繰越控除ができない

 

ここもひとつずつ解説していきます。

 

つみたてNISAのデメリット1.所得控除の対象ではない

iDeCoであれば拠出した金額の全額が所得控除の対象になりますが、つみたてNISAで拠出した金額は所得控除の対象ではありません。

 

つみたてNISAのデメリット2.一般NISAとつみたてNISAどちらか一つしか利用できない

一般NISAは年間の上限額が120万円となっており、iDeCoと一般NISAは併用できます。

 

一般NISA、つみたてNISAそれぞれメリットがありますが、

一般NISAとつみたてNISAはどちらか一方しか利用できません。

 

つみたてNISAのデメリット3.1年間の積立投資枠が40万円

つみたてNISAの年間投資枠は40万円までです。

少なく感じる人もいるでしょう。

 

つみたてNISAのデメリット4.商品数が少ない(個別株やREITでの運用はできない)

つみたてNISAでは個別株やREIT(不動産投資信託)に投資することはできないので、ここをデメリットと感じる人もいるかもしれません。

 

ですが、つみたてNISAの対象となるのは、手数料なども考慮された投資信託とETFが厳選されています。

つみたてNISAの商品は金融庁が選んだ199本の商品(2021年6月18日時点)です。

 

投資信託の手数料はピンきりなので、最初に絞られているのはメリットであると考えることもできます。

 

つみたてNISAのデメリット5.損益通算、繰越控除ができない

損益通算とは、利益と損失を相殺して税金を減らすことです。

繰越控除とは、その年の損失を控除しきれないときに、翌年以降にその損失を繰り越して、利益から控除できるというものです。

つみたてNISAではこの損益通算と繰越控除は使えません。

 

iDeCo、つみたてNISAを上手に活用しよう

iDeCoもつみたてNISAもうまく活用することで資産形成の大きな味方になります。

 

逆に言うと、しっかり理解してから利用しないと後悔することも。。。

 

共働きという収入面でのアドバンテージがあっても、子どもの教育資金の不安、昇給の不確実性など、お金の悩みは尽きません。

 

ですが、一歩一歩進んでいけば大丈夫です。

 

家計改善、貯蓄、投資などなど、やることは多いですが、数字として結果が現れるのでやりがいもあります。

 

家計改善や貯蓄に関しては、「お金の大学」という本が分かりやすくて読みやすくて、効果がバツグンです。

iDeCoやつみたてNISAに拠出するための「貯める力」や投資を行う「増やす力」についてもガッツリ解説されています。

 

まだ読んでいない人は要チェックです。

 

iDeCoやつみたてNISAなどお得な制度は利用して、お金が増える流れを作っていきましょう!


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