
・2人目のベストタイミングはある?
・2人目について話すときに気をつけたほうがいいことは?
この記事ではこうした疑問に答えていきます。
この記事を書いている私はフルタイム共働き歴6年で、4歳差の兄弟のパパをやっています。
・2人目のタイミングを決めるポイント
・全パパに伝えたいいこと
結論から言うと、共働き夫婦の2人目育児は難易度が爆上がります。
1人目がうまくいっていても、子供が2人になると状況はまったく変わってくるんです。
2人目をいつにするか問題ですが、明確な答えは夫婦により異なるので、この記事では話し合うポイントを紹介していきます。
ぜひ漏れのないようにしっかり話し合ってください。
記事の最後では、私が2人目育児で激しくヘコんでいるときに、現状を受け入れるキッカケになった一文を紹介しています。
2人目を考えているすべてのママ、特にパパは気になるところだけでも見ていってくださいね〜。
目次
共働きで2人目は難易度爆上がり!今と一緒じゃ無理な理由
共働きで2人目が生まれると、生活の難易度は爆上がります。
1人目の子どもがしっかりしていようがいまいが、子どもが1人いるのと2人になるのとでは、まったく、もうまっっったく状況が違います。
ここでは、パパ目線で2人目が生まれた後の生活について共有していきます。
2人目が生まれる前は自信があった
私は元々家事も育児も半分に近いぐらいやっていました。
本当かよ、と気になる方は少し前の記事ですが以下の記事をどうぞ。
また、長男も少しずつ自分でできることが増えてきていたので、
ぐらいに思ってました。
実際に2人目が生まれた後は、「ナメててごめんなさい」な毎日
実際に2人目が生まれ、毎日が怒涛の忙しさとなりました。
想像よりもキツかった理由は以下のとおりです。
②子供が2人いると交代で休めない
③寝かしつけの難易度アップ
ひとつずつ深堀りしていきます。
キツかった理由①長男の赤ちゃん返り
下の子が生まれて、どうしても長男と触れ合える時間が少なくなった結果、おそらく寂しさから長男が赤ちゃん返りしました。
赤ちゃん返りしてしまうと、それまで自分でできていたことも「やって〜」と甘えてきます。
それまで自分でやっていたことも「イヤだ」と泣きじゃくり、結局下の子より手間がかかるように。。。
長男が泣きじゃくると下の子も起きて泣いてしまうので、長男との接し方にはかなり気を使うようになり、精神的にもキツかったです。
ですので、
というのは、全然当てにならないので注意しておきましょう。
キツかった理由②子供が2人いると交代で休めない
子供が1人のときは、夫婦のどちらかが子供の面倒を見ている間、もう一人は手が空いていましたよね。
ですが、子供が2人になると常に1対1になります。
下の子が眠って、一息つきたいタイミングでも、上の子はそのタイミングで一緒に遊んで欲しいと思っています。
ずっとガマンしてくれた上の子を、さらに我慢させるわけにもいきません。(たまに我慢してもらいましたが...)
ですので家にいる間は一息つく暇なく、常にどちらかの子の相手をするようになります。
これが想像以上にシンドいです。
キツかった理由③寝かしつけの難易度アップ
2人を同時に寝かしつけるのは、思っていたより何倍も大変でした。
長男だけのときは、成長していたこともあり、寝かしつけというより一緒に寝てるだけでした。
下の子は、もちろん寝かしつけないと寝てくれないので、ミルクをあげ、長い時間抱っこしてあやして、やっと寝てくれます。
赤ちゃんがやっと寝てくれたと思っても、上の子は元気いっぱいで話したいこともいっぱいです。
小さい声で話しても赤ちゃんは起きてしまいます。
たとえ声は出さなくても、布団の擦れる音などで赤ちゃんが起きてしまいます。。。
いつになったら2人の子が寝てくれるか分からないのは、かなりキツかったです。
2人目育児はパパが思っているよりも何倍も大変で、それまでの日常が大きく変わることを覚悟しておきましょう。
以上が私が感じた2人目育児の想像以上にキツかった理由です。
油断している様子がある旦那や、覚悟ができているか不安なパパがいる場合はこの章だけでも読ませてあげてください。
2人目のベストなタイミングは夫婦によりけり!決めるポイント紹介
2人目の子供のベストなタイミングはありません。何を大事にするかで決めていきましょう。
夫婦・家族によって価値観や考え方はまったく異りますし、実家が近い、子供を預けあえる人がいるなど、条件もさまざまです。
誰かが言うタイミングを鵜呑みにしてしまうと、後悔することになりかねません。。。
なんとなくのイメージで、
と考えるかもしれませんが、その分育児の期間が伸びるという側面もあります。
実際わが家では4歳差で二人目を授かりましたが、2人目が生まれた後の1ヶ月は本当にキツかったです。
妻も、
「これなら間はもう少し短い方がよかったかも。前より体力もなくなってるし。。。」
と言っていました。
ですので、具体的には以下のようなポイントを考えて、2人目のタイミングを夫婦で話し合っていきましょう。
・夫婦の年齢、体力
・仕事への思い
・お金のこと
・産休、育休のタイミング
・早く育児を終わらせたいか
など
1人目がいる生活の中で毎日忙しいと思いますが、しっかり話す場を設けておきましょう。
また、特にパパの方は1人目の育児が軌道に乗って油断しているかもしれません。
前の章でお伝えしたような2人目育児の難易度もキチンと伝えておきましょう。
上記で紹介したポイントを参考に、どうしても譲れないところから決めていけば、後悔する可能性を減らすことができます。
ぜひご参考に。
2人目育児に疲れたパパに読んでほしい文章
私は正直2人目の育児をナメていたところがあり、現実に打ちのめされている時期がありました。
自分では一生懸命やっているつもりなのに、
- 上の子に冷たい態度をとってしまう
- 妻をイラつかせてしまう
こんな日々が何日か続き、
と、本当に結構ヘコんでいました。
特に妻とは大きくぶつかり合ってしまい、精神的にも肉体的にも参っていました。
そんなときに現状を受け入れることができるようになった一つの文章を紹介しておきます。
これは「妻のトリセツ」を執筆された、黒川伊保子さんが書かれたものです。
母性とは、子どもを無事に育て上げるための本能。当然、母の脳は、子どもに自らの資源(時間、意識、労力)のすべてを捧げようとするのだ。
(中略)
それだけではない。夫の資源もすべて、自分たちに捧げてほしいと欲する。それがキッパリとできることこそが、輝かしい母性なのである。
妊娠して出産すれば、恋の相手は、資源を提供すべき者に変わる。子どもを無事に育て上げるためには、搾取すべき相手からは徹底して搾取する、という戦略を取ったほうが、子どもの生存可能性が上がるからだ。というわけで、子を持った妻は、夫の労力、意識(気持ち)、時間、お金のすべてを速やかに提供してほしいという本能に駆られる。子どもには徹底して優しいが、夫には厳しい。これこそが、真の母性本能である。
この文を読んだときに私は雷に打たれたような衝撃を受けました。
俺の人権はゼロなのか?
仕事終わって帰ってきたんだから、少しは労ってくれよ!
正直心のなかではこんなふうに思っていました。
ですが、妻は本能で、子供を無事に育て上げるべく私に対してのあのような態度を取っていたのです。
なるほど。母性という本能が子供を守るために、自分と夫のすべてを差し出そうとするのは至極当然なことだったのかと納得しました。
子供を育てることの意識のレベルが違い過ぎたことに気づきました。
草野球とメジャーリーグぐぐらいレベルが違ったんです。
そして、子供を生んだ女性の意識はすべて子供に向かうということを改めて理解しました。
行動の理由が分かれば、前よりも冷静に対応できます。
相変わらずたまにイラッとしてしまうこともありますが、
そんなときは、「まだ自分のすべて」を捧げきれていないんだと思い直すようにしています。
レッツ2人目の話し合い!
ここまで、旦那さんに伝えほしい共働き2人目育児の現実や話し合うポイントを紹介してきました。
共働き2人目育児は、最初の1〜2ヶ月ほどは本当にキツイです。
決して侮ってはいけません。
ですが、子供が2人いることのありがたさ、嬉しさ、感慨深さ、ほほえましさ、幸福感じる度は確実に爆上がります。
ナメて2人目育児を始めるのは危険ですが、そのキツさはずっと続くものではありません。
私は2人目が生まれてくれたことに心から感謝しています。
2人目のこと、夫婦でじっくり話してみてくださいね。